PPAPの根本的な解決策「TLS確認機能」をメール誤送信防止製品「Active! gate」に実装開始

＜報道関係各位＞
＜プレスリリース＞

株式会社クオリティア（本社：東京都中央区、代表取締役：松田賢、以下「クオリティア」）は、メール誤送信防止製品「Active! gate」にPPAP（添付ファイルのZip暗号化送信の根本的な解決策となる新機能「TLS確認機能」を実装し、6月21日よりリリース開始したことを発表します。

PPAPは以下の2点により情報漏えいのリスクを指摘されています。
　　　1. 暗号化したパスワードを同一経路で送信することによる添付ファイルの盗聴リスク
　　　2. ゲートウェイでのウイルスチェックができないことによる標的型メール攻撃を受けるリスク

PPAPにはクラウドストレージを利用する、Webダウンロードに切り替えるなどの代替策が提唱されてきましたが、「アップロードに手間がかかる」「新たなコストが発生」「URLもパスワードもメール通知は盗聴される」などの課題も指摘されていました。

「TLS確認機能」は、受信メールサーバーがTLS（Transport Layer Security）に対応しているかを確認しメールを暗号化して送る機能です。当社の調べでは2022年5月現在、多くのメールサーバーがTLS暗号化に対応しています（送信メールの暗号化約 90.8%、受信メールの暗号化 約88.7%）。TLS暗号化通信が可能か確認できれば、ファイルはそのままメールに添付して送信するだけなのでお客様に余計な手間はかかりません。また、Active! gateに標準機能として実装されましたので、ご利用中のお客様に新たなコストは発生しません。

Active! gateのクラウド版である「Active! gate SS」には、2022年8月頃に実装開始する予定です。

また、6月30日（木）に「『クラウドストレージ』も『Webダウンロード』ももう不要！－PPAPを根本的に解決する新機能、【TLS確認機能】のご紹介」と題したウェビナーを開催します。こちらも是非ご聴講いただければと思います。

「Active! gate」について

「Active! gate」は、メールや添付ファイル経由の情報漏えいとうっかりミスを阻止するメール誤送信防止製品です。近年、情報漏えいリスクが指摘されるPPAP（添付ファイルのZip暗号化送信）にも確実に効果を発揮します。「送信メールの一時保留」「添付ファイルのWebダウンロード 」「TLS確認機能（PPAP対策）」「フィルタリング」「添付ファイルの暗号化」「ヘッダー変換（Bcc強制変換・Cc/Bccの自動付与）」「上司承認（オプション」の7つのアプローチで情報漏えいにつながる「宛先間違い」「添付ファイル間違い」「BccのつもりがToやCcで一斉配信」などの重大なミスを阻止します。特に新たにリリースされた「TLS確認機能」はPPAPの課題を根本から解決する新機能です。

クオリティアについて

株式会社クオリティアは、国内で開発・販売を行っているメッセージングソリューションカンパニーです。メールやメールセキュリティを中心とした事業展開を行なっており、主力製品であるWebメール「Active! mail」や大規模メールシステム「DEEPMail」などを通じて、企業、官公庁、国内主要大学でのコミュニケーション効率化やIT人材の育成に貢献しています。また、Microsoft 365やGoogle Workspace、LINE WORKSと連携するクラウド型メール誤送信防止サービス「Active! gate SS」、クラウド型メールアーカイブサービス「Active! vault SS」などを通し、セキュリティ環境に優れたメールシステムの構築を支援しています。近年では、標的型メール攻撃対策ソリューション「Active! zone」が400を超える地方自治体に採用され、現在ではサンドボックスを備えるなどより機能強化しエンタープライズにも導入が進んでいます。さらに2020年秋には、セキュリティを担保しながら業務の利便性を向上させる新しいビジネスツールとして、SaaSサービスとメール・Web会議・チャットをシームレスにつなぐ新しいコミュニケーションプラットフォーム「QUALITIA CLOUD」をリリースし、変化する働き方に対応したサービスを提供しています。

本リリースのお問い合わせ先

株式会社クオリティア
営業本部マーケティング部 佐々木
email: press_pr@qualitia.co.jp
phone: 03-5623-2530