無題ドキュメント

導入事例

秋田大学様

  • 業種:文教(大学)
  • 導入システム詳細:MailSuite

マルチドメイン対応、大規模なメール運用を可能にしたMailSuite

  • マルチドメイン対応の大規模なメール運用及び安全性と信頼性を重視してアンチスパムを統合したMailSuiteを採用
  • 有事の際にメールのログが手元にあるためサーバーで検索するだけで、膨大なテキストログの中から、探したい情報を簡単に検索できる安心感
  • 国別IPアドレス認証フィルターで不正アクセスを防止

次代を担う学生たちを大事に育て、世界に通じる大学を目指す秋田大学。世界と地域に貢献する最先端の教育と研究を展開する同大学は、2007年にDEEPMailを導入し、それから2回の更新を経て、現在は教職員を中心に約3千名がMailSuiteを利用しています。

手形キャンパス PC実習室

手形キャンパス PC実習室

大規模運用に適したウェブメールの必要性

秋田大学の情報統括センターの横山洋之准教授は、2007年にDEEPMailが採用された理由について、次のように振り返ります。
「当時、情報統括センターでウェブメールを導入することになりました。そのときに、学生の利用も考慮すると8,000名弱のアカウントを管理する必要があったのです。そこで、大規模な運用に適したウェブメールという条件で入札を行った結果、DEEPMailが採択されました。」

DEEPMailは、カスタマイズ可能な大規模メールシステムで、独自開発の高速メールエンジンを搭載し2,000万アカウント以上の構築実績があります。大規模での運用実績に加え、横山先生は「無制限でマルチドメインを作成し運用できる点にも注目しました。大学では、部局や事務局によって、複数のドメインを使い分けることも多く、エイリアスドメインにも対応していたので、柔軟な運用が可能だと判断しました。」と話します。さらに「使い勝手の良さも評価の理由でした。特に、管理画面のデザインが優れていました。直感的に操作を理解できるので、その利便性は導入後に大きく役に立ちました。」と振り返ります。

横山 洋之 准教授

情報統括センター
横山 洋之准教授

学内のメールをDEEPMailに集約

同センターでDEEPMailを導入して数年が経過すると、秋田大学の学内で運用していたメールサーバーに変化が起きました。その変化について、横山先生は「当時は、部局ごとにメールサーバーを運用していました。部局によっては、メールサーバーを持っていないケースもあり、そうした部署から情報統括センターのDEEPMailに集約できないか、という相談が増えてきました。」と経緯を振り返ります。

部局ごとのメールを一括して管理するようになり、改めてDEEPMailの良さに横山先生は気が付きます。
それが「管理画面の使い勝手がとても良いので、部局ごとのメールアドレスをセンターの方でまとめて管理する手間が軽減されました。基本的に、部局ごとの管理者に管理画面を預けてしまえば、割り振られたアカウントの範囲内で、メールアドレスの追加や削除を行ってもらえるので、運用の負荷はほとんどかかりませんでした」と横山先生は評価します。

その後も、学部や部局のメールサーバー運用をDEEPMailに集約する傾向が続き、2012年にメールサーバーの更新に関する入札が行われたときにも、大規模運用や使い勝手の良さなどが高く評価されて、二期目の採用となりました。

情報基盤システム

情報基盤システム

セキュリティ対策の強化でMailSuiteへと移行

DEEPMailを二期にわたって運用した後に、秋田大学ではセキュリティ対策の強化に向けて、メール機能だけを提供するDEEPMailからアンチスパムやアンチウイルス機能を統合したMailSuiteへと移行しました。そのときの理由について、横山先生は「三期目の入札では、学生が利用するメールだけは外部のベンダーが無償で提供しているクラウドメールにしました。しかし、教職員が利用するウェブメールは、安全性と信頼性を重視して、アンチスパムを統合したMailSuiteへと移行しました。クラウドメールでは、何かトラブルが起きたときに、メールのログが手元にないのは不安です。また、ログの解析などもクラウドでは大変になります。MailSuiteならば、メールのログが手元にあるので、サーバーで検索するだけで、膨大なテキストログの中から、探したい情報を簡単に検索できます。それは、とても大きな安心です。」と説明します。

また、秋田大学ではMailSuiteの国別IPアドレス認証フィルターも活用しています。教員も生徒もグローバルに活動している同大学にとって、海外からの利用も増えていますが、不特定多数の利用者が容易にアクセスできてしまうと、アカウントの乗っ取りやスパムの踏み台攻撃などの被害につながってしまいます。

「ユーザーの利便性を考えるとファイアウォールで海外からのアクセスを止めることはできません。しかし、このフィルターを利用すると、ユーザーごとにアクセスしてくる国を設定できるので、IDとパスワードの漏えいが起きても正規のユーザーではないハッカーによる海外からの不正アクセスに対しては、ログイン認証で排除できます。」と横山先生は説明します。

二要素認証などのセキュリティ対策も検討していく

「オンプレミスで運用するウェブメールとしては、MailSuiteの他に信用できるソフトはないと思います。最初のDEEPMail導入から数えて、今年で12年になりますが、安心してメールシステムの運用を行えています。」と横山先生はMailSuiteを評価します。

運用面でも安全性でも、秋田大学の教職員から高い信頼を得ているMailSuiteですが、今後もセキュリティ対策には積極的に取り組んでいく考えです。

「現在は、MailSuiteの二要素認証に注目しています。これまで以上に安全なログインを考えると、二要素認証は有効ではないかと思います。
将来的に、環境を整えて利用できればと検討しています。」と横山先生は今後の展望を語ります。

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