導入事例

ステラグループ株式会社様

  • 業種:情報サービス
  • 導入システム詳細:Active! gate SS

オフィスDXの総合商社が選んだ
Active! gate SSによるPPAP対策

  • 手厚いサポートにより約2週間でTLS確認機能の運用を開始
  • 受信先からも「添付ファイルの検索・閲覧が楽になった」と高評価
  • メール本文の文頭への自動挿入文を見て、機能詳細の問い合わせ多数

2023年に創業50周年を迎えたステラグループ株式会社。同社はオフィスDXの総合商社として、IT機器の販売・保守サポートやオフィス環境の向上に貢献する幅広い事業を展開しています。同社の情報システム部門では、2020年のコロナ禍によるテレワーク推進をきっかけにActive! gate SSを導入し、添付ファイルのセキュリティ対策を強化してきました。そして、2025年4月からPPAP(添付ファイルのZip暗号化送信)問題への対策としてTLS確認機能を導入し、メールの添付ファイルに関する安全性と利便性を同時に向上しました。

Micorsoft 365の導入をきっかけにActive! gate SSを採用

ステラグループ株式会社の情報システム担当として、社内システムの導入や運用を担ってきた瀬口 義弘次長は、Active! gate SSを採用した経緯について次のように振り返ります。 「きっかけは2020年のコロナ禍でした。その年の4月にテレワークへの移行を推進するためにMicrosoft 365を導入し、同時に添付ファイルのセキュリティ対策を強化するためにActive! gate SSを採用しました。Active! gate SSは、自社で導入する以前から当社のお客様にメールのセキュリティ対策として数多く提案してきたので、機能には精通していました。そのため、他のサービスとは比較しないで導入を決めました」。

オフィスDXの総合商社として、ITの利活用に精通した社員が多い同社では、Microsoft 365を導入する以前はオンプレミスでメールサーバーを運用し、各自が手動でファイルを暗号化してメールに添付していました。しかし、テレワークへの移行にあたり在宅での業務が増えるため、利便性の向上を目的にActive! gate SSによる添付ファイルの自動Zip暗号化を採用しました。瀬口氏は「導入はスムーズでした。以前からActive! gate SSをお客様向けに提案してきた経験があったので、短期間で導入を推進できました」と話します。

また、同情報システム担当の小幡 重文次長は、当時の対応を次のように話します。
「テレワーク対応のために、モバイルワーク推進プロジェクトを各部署からの担当者で編成して、在宅で使うPCをどのように設定するか、郵便物はどうやって受け取るか、家にプリンタがない社員はどうするか、といった課題をひとつひとつ解決していきました。そのときに、添付ファイルの自動Zip暗号化にActive! gate SSを活用し、一定のサイズを超える大きな添付ファイルはWebダウンロードにする、といったルールを整備しました」。

瀬口氏

ステラグループ株式会社
営業推進部
次長 兼 情報システム担当
瀬口 義弘

小幡氏

ステラグループ株式会社
ビジネス・ソリューション 第1営業部
次長 兼 情報システム担当
小幡 重文

5年以上の安定した運用実績とPPAP問題への対応

Micorsoft 365やActive! gate SSなどのクラウドサービスを活用してコロナ禍での事業を継続してきた同社では、2024年あたりからPPAP問題への対応も検討するようになりました。 DX推進チームの篠宮 貴宏リーダーは、その背景を次のように説明します。 「PPAP問題がニュースで取り上げられるようになって、取締役からも対応した方がいいのではないかと相談されました。ただ、Active! gate SSはPPAPの代替策としてWebダウンロード機能を使えたので、しばらくはZipファイルに対応できない相手先のみ、個別に対応していました。そんなときに、クオリティアの担当者からTLS確認機能(*1)について説明を受けて、これはいいと思い瀬口に相談しました」。 TLS確認機能への理解を深めるために、社員向けの学習会が開かれ、情報システム担当部門では試験的な運用を開始しました。

瀬口氏は「2020年から約5年間、安定した動作を継続してきたActive! gate SSだったので、TLS確認機能を導入するにあたっては、従来のポリシーを保持したまま、スムーズに移行できるかが重要でした。そこで、クオリティアのサポートセンター担当者と密に連携しながら、丁寧に対応していただき、当社の望む形でのポリシー継承とTLS確認機能の実装を実現できました。また、小幡と篠宮と私を含む検証メンバー6名でTLS確認機能を設定し、テスト先にメールを送信して添付ファイルがどのように受け取られているか、メール本文の文頭に入る挿入文は正しく表示されているか、といった点を検証しました。」と導入の成果に触れます。

(*1) 受信メールサーバーがTLS対応しているかを確認し、暗号化された通信経路に対しては添付ファイルにパスワードをかけずに送ることもできる機能

篠宮氏

ステラグループ株式会社
営業推進部 DX推進チーム
リーダー
篠宮 貴宏

TLS確認機能の導入で添付ファイルの安全性と利便性を向上

2025年3月から約2週間をかけて実施された検証を経て、4月からActive! gate SSのTLS確認機能の運用がスタートしました。導入の効果について、篠宮氏は「取引先から『いい機能ですね』という評価をもらったことがあります。受信された取引先にとっては、暗号化されていない添付ファイルが受信メールと一緒に保存されるので、後から内容を検索・閲覧するのが楽になりました」と評価します。「また、TLS確認機能を使っていることを明記しているメールの文面を見て、『機能の詳細を教えてください』と問い合わせてくるお客様もいらっしゃいます」と話します。

検証段階からTLS確認機能を利用してきた小幡氏も「シンプルで分かりやすい機能だと思います。担当者によっては、取引先に合わせてZipファイルの拡張子を変えて送信するなど、手間をかけて送信していたケースもあるので、そうした問題もTLS確認機能になれば解決すると期待しています」と話します。

Active! gate SS運用の高い実績と知見を提案していく

今後に向けた取り組みについて、瀬口氏は「TLS確認機能が使えるようになったので、担当者ごとにポリシーを調整する必要は出てくるかと思います。また、誤送信防止や承認などの機能も、要望が出てくれば対応を検討していきます」と話します。

小幡氏は「5年以上の運用実績と、今回のTLS確認機能の利便性を自分たちで実感したので、お客様にもActive! gate SSを積極的に提案していきたいと考えています。また、Active! gate SSには情報漏えいやセキュリティ対策に貢献できる数多くの機能が備わっているので、お客様の要望を伺って対応していけたらと思います」と展望を語ります。

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